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狸を祀る魔法神社
詳細
祭神:キュウモウ狸
別名、愛称:魔法様
所在地:岡山県総社市槁
駐車場:無し
参拝は24時間可
関連リンク:総社伝説絵巻3 魔法様伝説
風変わり?狸を祀る神社
総社市槁に狛犬も無い鳥居も無い、そんな神社があります。
名称も変わっていて『魔法神社』と言います。
勿論ただの狸ではありません。この地に伝わる伝説の狸です。詳しくは後述します。
キュウモウ狸の伝説
神社の祭神である『キュウモウ狸』は、キリスト教の布教の為に訪れた宣教師と一緒の船で日本に来たといわれています。外来種のタヌキですね。
全国各地を放浪した後で岡山県に定住するようになり、人々に混じって生活を送っていました。
多少のイタズラはあったようですが、概ね人々に受け入れられていたそうです。
そしてある時、キュウモウ狸は一緒に暮らした人々への礼として、牛馬の守り神になることを約束しました。
それを祀るために建てられたのが魔法神社です。
神社名の由来
狸を祀るという点も驚きですが、神社の名前もユニークです。
魔法と言えば、神秘的な力を想像しそうですが、実は別の言葉が転じて魔法になったといわれています。
神社のある場所にかつて武士の間で信仰されることの多かった摩利支天の社があったそうで、これが転じて魔法になっていったそうです。
摩利支天は陽炎を神格化した存在で、護身の神として信じられていたました。
なので武将がよく信仰したことが伝えられており、有名な信奉者には毛利元就や前田利家らがいます。