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弘安の役で戦った鹿忍神社
詳細
祭神:春日神(武甕槌命 経津主命 天児屋根命 比売神)、山田彦命
別名、愛称:五社大明神
所在地:瀬戸内市牛窓町鹿忍484
駐車場:有り
参拝は24時間可能
鹿忍神社とは
牛窓市街地よりやや岡山寄りの小高い山の山頂近くに鎮座する神社です。
その起源について詳しくは判っていませんが、8世紀後半に神社が再建されたという記録が残っており、創建はそれよりも更に古い時代であると推察されます。
祭神は春日神(武甕槌命 経津主命 天児屋根命 比売神)と山田彦命(猿田彦命の第二王子)の五柱で、この事から古くは五社大明神と呼ばれていました。
春日神を祭神とするので、起源としては奈良の春日神社を分霊したものでしょう。
現在の鹿忍神社の社名になったのは神仏分離令の為で、明治2年の事でした。
現在の建物は18世紀に再建されたものです。
神社は山の頂上付近に位置しますが、比較的道は良好で自動車で訪れても境内に駐車可能なスペースがあります。ただし車で来る場合は本殿側から入っていく事になるので気にする方は注意が必要です。
弘安の役で蒙古軍を撃退…!?
鹿忍神社には弘安の役の際に蒙古軍を撃退したという伝説が残されています。
春日大社の神使である鹿に乗って山田彦命が矢寄ヶ浜(西脇海水浴場の浜)に降臨しました。この時に蒙古軍が放った矢が落ちた事から矢寄ヶ浜の地名が生まれました。
更に山田彦命が鹿に乗って忍んできた事から鹿忍の地名が、神社の鎮座地である山には鹿歩山の地名が生じました。