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おっぱい神社!?軽部神社
詳細
祭神:国常立命、伊弉諾命、天照大神、事解男命、速玉男命
別名、愛称:乳神様、おっぱい神社、おおつぁま
所在地: 総社市清音軽部
駐車場:鳥居周辺に駐車可能
参拝は24時間可
関連リンク:総社市による紹介ページ
軽部神社とは
総社市の軽部神社は木梨軽皇子に由来する神社です。
19代天皇・允恭天皇の子である木梨軽皇子が軽部大夫に任ぜられた際に、全国に御名代を置きました。
備中では清音軽部(当時は軽部村)に置かれたので、それに伴い木梨軽皇子を氏神として祀ったのが軽部神社の成り立ちです。
この事から軽部神社をおおつぁま(王子様が訛ったもの)と呼んだそうです。
しかし軽部神社は元々は地区の神様として祀られ、地元の人だけが訪れるような神社だったそうです。
しかし現在では人気の観光地の一つとして人気を集めています。
その理由は別名である『おっぱい神社』に由来します。
おっぱい神社!?
軽部神社にはおっぱい神社という別名があります。
しかしこの神社の祭神は男神です。
現在は枯れていますが、かつて境内には『垂乳根(たらちね)の桜』と呼ばれる有名な桜の大木がありました。

現地の案内板には往年の壮大な様子が描かれています。
社務所の入り口付近に幹のみが残されています。
境内の看板によると桜の時期には花見客や露店が集まる名所となっていたそうで、神社の祭神とは無縁であるのに桜の名前から、この神社は乳神様として厚い信仰を集めるようになりました。
そして女性の胸を模った絵馬を奉納すると、赤ちゃんのいる女性は乳が出るようになり、そしてそれ以外の方でも乳に関わる病気が良くなるという伝説が生まれました。
現在でも神社は女性の悩みにご利益があるとされ、写真のように『おっぱい絵馬』で一杯になっています。

ちなみにこの『おっぱい絵馬』は自作しても良いですが、地域の特産品などを扱う『吉備路もてなしの館』で完成品を購入できます。境内を見る限り、完成品を奉納されている方ばかりのようです。