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通信使ゆかりの寺、本蓮寺
詳細
通称:本蓮寺
宗派:法華宗本門流
所在地:瀬戸内市牛窓町牛窓3194
指定:国指定重要文化財(本堂、中門、番神堂)
県指定重要文化財(祖師堂、三重塔)
駐車場:無し
通信使ゆかりの寺
瀬戸内市牛窓町の本蓮寺は、1347年に大覚大僧正が法華堂を建立した事を起源とする、法華宗の古刹です。
境内にある立派な本堂、中門、番神堂は国指定の重要文化財に、海を見ろすようにそびえる三重塔は県の重要文化財にそれぞれ指定されています。
また江戸時代に朝鮮通信使の使節団が牛窓に紀行した際に滞在した場所でも有り、その史跡にも指定されています。
本蓮寺の客殿に滞在した使節団を、岡山藩がもてなしました。
同市内の牛窓神社の末社、疫神社には朝鮮の風俗に影響を受けているとされる【唐子踊り】という踊りが伝えられています。

10月の第4土曜日に地元の少年たちによって披露されており、瀬戸内市の人気行事の一つになっています。
女王丸遭難事故ゆかりの地

本蓮寺は女王丸遭難事故という海難事故と関係しています。
女王丸遭難事故は大阪~多度津間を航行する船が戦時中に設置された機雷に接触して沈没した事故で、多くの犠牲者が出てしまいました。
事故が起こったのが、本蓮寺から見下ろせる牛窓沖でした。
(関連リンク:女王丸遭難事故)
事故の起こった1月28日には犠牲者の為の法要が行われ、事故で犠牲になった方の遺族や関係者、そして事故を知る人々が集まります。

境内には慰霊碑があります。