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船川八幡宮
詳細
通称:八幡様、八幡宮
所在地:新見市新見1781
駐車場:有り
船川八幡宮の歴史
船川八幡宮は新見市新見の愛宕山の山裾に鎮座する神社です。
創建は天永年間(12世紀前半)で、京都の石清水八幡宮を周辺の総社として勧請してきたという伝承が残されています。
現在の船川八幡宮の社名が誕生したのは室町時代です。鳶ヶ巣城の城主・徳光兵庫頭が神の啓示により備中松山への航路を開設した事から感謝の意として神社へ舩川の山号を賜りました。
この事から舩川八幡宮を名乗るようになりました。1991年に舩を常用漢字である船に変更しました。
1938年に発生した新見町(当時)の1/3を焼く大火災の際に社殿を焼失する被害に遭っており、現在の社殿は1947年に再建されました。
土下座祭りと、どぶろく造りの神事
船川八幡宮土下座祭りの異名で知られる御神幸武器行列が有名です。
(御神幸武器行列の様子、写真提供:岡山県)
これは新見藩の初代藩主の関 長治がお国入りした際の大名行列を再現し、周期大祭の御神幸の先駆をさせた事から続いている神事です。
この行列が通る際は座ってお迎えしないといけないというルールから、土下座祭りの異名があります。尚、実際は座っていればいいので土下座の必要はありません。
同社の神事ではこの他に全国的にも珍しい酒造りが認められている神社という点も注目すべきでしょう。
室町時代からの伝統として、10月の秋祭りで神に供える為のどぶろくを作り続けています。現在は約280リットルを作っており、これは祭りの際に参拝者に振る舞われます。