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トウビョウを鎮める道通神社
詳細
通称:道通さん
祭神:猿田彦命、応神天皇
所在地:笠岡市横島1389
駐車場:有り
※駐車場から本殿まではバリアフリー
道通神社とは
笠岡市の道通神社は、中四国の瀬戸内海沿岸部に伝わる道通信仰の神社です。
道通信仰の神社としては総本山的な神社であり、各地で見られる道通神社の多くは、この道通神社から分霊されていると言われています。
(※道通信仰については後述します)
神社は16世紀中頃、永禄年間に笠岡市の伏越地区で創建されました。
しかし戦国時代の紛争の中で荒廃して放置されてしまいました。
ある時、周辺一帯で災害が続き、人々の間には病気が蔓延するようになり、それが道通様の祟りではないかと考えられるようになりました。
そこで現在の横谷に移し、社を建てて祭事を行ったところそれらが収まったと言われ、それ以降は篤い信仰を集めるようになりました。
道通信仰
道通信仰はトウビョウという蛇の憑き物に関する信仰で、中四国の瀬戸内海沿岸部で広く伝わっています。
トウビョウは白蛇と伝えられており、憑いた人を裕福にする等と伝えられる一方で、先述の病気や災害のように、人を祟ったり害悪をもたらす事もあると言われています。
道通神社はそれを鎮める為の神社です。
なので境内では数多くの白蛇の置物を見ることが出来ます。
道通神社の境内には小さな家の形をした社があり、これはトウビョウの為に設置されているもので、信者が奉納したものです。