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間山仁王院 安養寺(美作市)
詳細
名称:安養寺
宗派:真言宗
所在地:美作市林野48
参拝時間:9:00~17:00
駐車場:有り
安養寺の歴史
美作市の安養寺はかつて美作倉敷と呼ばれた辺りに位置します。
歴史は古く、現地の案内板によると慶長年間よりの古刹とあります。
更に歴史を遡ると美作市上相の高福寺に行きつきます。
推古天皇の時代に聖徳太子が開いたという歴史のある寺院ですが、1579年に美作市明見にある三星城の戦渦に巻き込まれて施設の大半が焼失しました。(※現地の案内看板によると自然発火説もある)
その後に高福寺から林の地へ移ったのが安養寺です。実質的な後継の寺院であり、山号も高福寺と同じ「間山」としています。(※高福寺も廃寺ではなく、薬師堂を整備するなど再興に向けた動きは取られていました。現在は無住で地区の人々が保持している)
この経緯から、安養寺で催される会陽の発祥は高福寺であるとされています。(※会陽は2月に催される真木を奪い合い福男を目指す儀式。裸祭りとも呼ばれ、岡山県では西大寺会陽が特に有名)
境内の様子
境内に入るとすぐに枯山水の庭があります。

小堀遠州の作とされ、亀を模したデザインが小さいながらも秀逸です。
また裏庭にはミニ八十八か所が整備されており、軽いトレッキング気分でお参りする事が出来ます。
季節では春の桜と秋の紅葉が特に人気で、多くの人がお参りと共に目の保養を楽しんでいくそうです。