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宇高連絡船・ホバークラフト
急行つやま 概要
無くなった理由:廃止(瀬戸大橋開通の為)
区間:宇野駅~高松駅
営業期間:1972年~1988年
運営会社:JR四国
通称:海の新幹線
宇高航路・ホーバークラフト
瀬戸大橋が出来る以前、宇高連絡船という航路が海上の宇野駅~高松駅間を結んでいました。
宇高連絡船といえば大型の客船のイメージが強いですが、小型のホバークラフトも就航していました。
それが上の写真です。
急行料金は必要ですが、フェリーで1時間ほどの宇野~高松間を23分で結びます。
出発する時間によっては先行する連絡船を追い越してしまう程で、より駅に近い場所で乗り降り出来る事からビジネス需要などもありました。
瀬戸大橋完成後も宇高航路の急行便は1991年まで続きました。
しかし採用されたのは高速艇の方で、ホバークラフトは連絡船と共に1988年に廃止されました。
海の新幹線
宇高航路のホーバークラフトは、そのスピードから海の新幹線の愛称でも知られていました。
製造したのは三井造船(現・三井E&S造船)です。
上の写真の"かもめ"が初代で、三井造船からリースで納入されていました。
整備などで就航できない時の為の予備機として、はくちょうと名付けられた機体もありました。
1980年代に客室等を拡張した新たなホーバークラフト"とびうお"が製造されます。
製造は同じく三井造船ですが、こちらは国鉄所有でした。
その就航と入れ替わりでかもめは引退となり、とびうおが航路の廃止まで活躍しました。