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吉本三丁目劇場
三丁目劇場 概要
名称の変遷:吉本三丁目劇場→三丁目劇場
無くなった理由:吉本興業の岡山撤退と、建物の老朽化
所在地:岡山市北区表町3-1-15
営業期間:2000年~2013年(吉本興業撤退後も含む)
吉本三丁目劇場時代(2000年〜2005年)
かつて表町三丁目に吉本興業を誘致した吉本三丁目劇場がありました。(※よしもと三丁目劇場の表記も使用されていました)戦前には大福座という演芸館があった(戦後に映画館に転換)場所です。
岡山市街地、特に表町商店街周辺を活性化させる為に、岡山市が北区表町3丁目に土地と建物を整備して劇場を作り、それを吉本興業・岡山事務所が利用するという形でスタートしました。
当初は吉本興業の芸人の出演で観光バスが横付けされるなど大いに賑わっていましたが、2005年には不採算を原因に吉本興業が岡山事務所ごと劇場を撤退しました。
劇場の運営権は吉本興業社が保有していましたが、この時点で運営権は市に戻され、吉本興業の名称を外し、単に三丁目劇場と名乗る事になりました。
三丁目劇場時代(2005年〜2013年)
吉本興業が撤退した後も、劇場の利用は続けられました。
ただし吉本興業時代とは異なり、小さな劇場を回る劇団や、グループの発表会など、小規模な利用が主になりました。
市街地の活性化という当初の目的とはやや違う方向性になりました。
それでも三丁目劇場は吉本興行が主体だった時代よりも長く、市民や利用者に親しまれながら続きました。しかし施設の老朽化を理由に2013年に決して長いとは言えない歴史に幕を閉じました。
発表通り施設の老朽化が廃止の理由である事は事実なのでしょうが、実際は利用の低迷も要因となっていると噂されていました。