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岡山電気軌道番町線
岡山電気軌道番町線
■ 無くなった理由
都市計画の為
■ 運行期間
1921年~1968年まで
消えた番町線
岡山市の市街地を走る、岡電こと岡山電気起動。
チンチン電車の愛称で多くの市民の足として活躍しています。
現在の路線は東山本線と清輝橋線の二つですが、かつて番町線という路線が存在しました。
その名の通り番町へ向かう路線でした。
現在の東山本線の支線として城下交差点から北上し、岡山神社前を通り後楽園へ向かう蓬莱橋から就実学園を経由して番町まで続いていました。
観光名所である後楽園、そして戦前まで天神山に岡山県庁があった事を考えると、岡電の中でも重要度の高い路線だったのではないでしょうか。
総延長で0.9kmほどの路線です。
廃止へ
番町線が廃止となった理由は、都市計画を阻害してしまう恐れがあった為です。
廃止になった1968年の頃の日本では車の普及が進んでいました。
道路もそれに対応出来るように作り変えていかなければなりませんでした。
番町線はそれを妨げないようにと廃止されました。
ちなみに現在の親会社である両備グループの前身、西大寺鉄道とは後楽園前停留所と後楽園駅(西大寺鉄道の終点)が徒歩10分ほどと近い距離にあり、お互いに乗り換えて利用する客も多い関係にあったそうです。