スポット詳細
所在地:倉敷市下津井吹上303-1
■ 営業時間・入場料(2015年1月現在)
平日:10:00~17:00(注:土日祝は営業時間が延長されます)
大人(中学生以上):2,800円、小人(小学生まで):2,200円
幼児(3歳まで):1,700円、シニア(50歳以上):1,700円
熟年(60歳以上):500円
※団体割引有り、一部の施設を除いて遊具の使用料は掛かりません。
■ 駐車場
有り
関連リンク:公式HP
鷲羽山ハイランド・日本最凶の遊具
倉敷市児島地区にある鷲羽山ハイランドは瀬戸内海を臨む遊園地です。
かつては瀬戸大橋が見えることを売りにしていましたが、現在はブラジル人によるサンバなど、陽気な雰囲気をそのまま日本で再現した『ブラジリアンパーク』として人気を博しています。
ブラジル人のサンバチームの方々が気軽に絡んできて一緒に遊べる、そんなアットホームな雰囲気の遊園地です。
しかし、こんな暖かい雰囲気の遊園地に、ネットでは眼を疑うような噂があるのです…。
・「世界一怖い」
・「怖すぎる」
そしてなんと、天下のwikipediaにまで、下記のような記載が…。
「世界一のスリルと展望」
…えぇーっ!?wikipedia公認っ!?
それが今回ご紹介するアレです。
恐怖のスカイサイクル
そこまで恐れられているのは園内にある『スカイサイクル』という遊具です。
自転車をこぐことで、園内の高い場所に作られたレールの上を進んでいくというアトラクションです。
本来のコンセプトは美しい瀬戸内海の風景を楽しむ、非日常的なサイクリング気分を楽しもうというものなのでしょう。
しかし、
・レールの位置が高い、高すぎる(落ちたらヤバい)
・あちこちにサビが目立って、別の意味で怖い
・自分でこがないと永遠に帰れない
…色々な要素がありすぎて、非常に恐ろしい場所なのです。
特に最低なのは、レールの上から外れないように改造されているとは言えど、動力が基本的にただの自転車であることです。
ジェットコースターなどのように眼をつむって時が過ぎ去るのを待ち続けても、何も終わらないです。
最悪の場合は後ろが詰まってきて焦らされます。
結果、空を駆けるようなサイクリングの遊具は、世界一怖いなどという異名を持つ最凶の遊具としての評価を高めていきました。
売りの一つであるはずの瀬戸内海を一望できる景色は、利用客の大半は何も覚えていないという、当初のコンセプトから全く外れた存在になったのでした。
公式アカウントによる動画も紹介されていますが、こんな優雅な物ではありませんが…一応、ご紹介しておきます。

スカイサイクルがデートにいい理由
ところで、ここが何故デートコースなのか…?
心理学では以下のように言われています。
人が恐怖で感じるドキドキと、恋愛で感じるドキドキは同種のものである。
要するに怖くてドキドキする時に、近くに異性がいると『あれ、この人の事…好きかも☆』なんて思ってもらえるかもしれないんです!
それに、二人で行って、ドキドキする!!
これはもうデートスポットじゃないか!!
…っていう結論でデートスポットでいいじゃないか!
そもそも遊園地なんだからデートしちゃえよ!(やけくそ)
あっ、でも男の子諸君は女の子がキャアキャアとくじけそうな時に、平気な顔して進めてあげたらポイント高いかもしれませんね?
高い?安い?入場料
ところで鷲羽山ハイランドの入園料は中学生以上で一人2,800円と、パッと見ると少し高めの設定になっています。
しかしご安心ください。
これは他の遊園地で言うところの『乗り物乗り放題』が基本料金になっている為です。(※バンジーなど、一部の設備は別料金です)
フリーパス込みでの入園料としてみれば、どちらかといえばお安い設定になっていると言ってもいいでしょう。
せっかくのデートですし、特に学生さんにとっては、入園料だけ払ってしまえば後は気兼ねなく遊べるというのはありがたいポイントでしょう。
それぞれサンバのお姉さんやお兄さんに見とれて、大怪我をしないように気をつけながら、しっかり楽しい思い出を作りましょうよ。
マップ

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写真:スカイサイクル
写真提供:プランク様