山崎マーケット
山崎マーケットとは
岡山市東区神埼にある両備バス・神崎バス停付近。ここにはかつて、「山崎マーケット」と呼ばれる心霊スポットが存在しました。
山崎マーケットとは?
ヤマザキマーケットは住居兼店舗といった感じの昔ながらの小さなスーパーの跡地の事を指します。店舗テントには「ヤマザキ」のロゴが掲げられていたことから、かつてはヤマザキショップとして営業していたと考えられています。
その店が営業を終え、やがて店舗跡が荒廃し始めました。
廃墟から心霊スポットへ…
山崎マーケットは、当初は心霊スポットというよりも、単なる「行きやすい廃墟」として知られていました。
住宅地の中にあるため、肝試しにはもってこいの立地。若者たちは夜な夜なこの場所に足を運び、廃墟特有の異様な静けさを味わったと言います。
しかし、やがてこの場所にはある噂が囁かれるようになりました。
立ち尽くす“女”の影
建物の奥、ガラス越しに見える“何か”。
「マーケットの入り口に、じっとこちらを見つめる女性の霊が立っている」
「目が合った瞬間、背筋が凍りついた」
「夜になると、女性のすすり泣く声が聞こえてくる」
こうした証言が相次ぐようになり、山崎マーケットは単なる廃墟から“ガチの心霊スポット”へと変貌していったのです。
もしかすると深夜にバスを利用した人々が、廃墟のガラスに映る自分を見間違えたのかもしれません。しかし恐怖は確実に伝播していきました。
取り壊された後
山崎マーケットの建物は現在取り壊されて現存しません。
更地になってからしばらくは、建物のあった場所に霊が佇んでいるという噂が流れていました。
しかし前述の通り元々が廃墟の雰囲気から盛り上がってきたような場所なので、徐々に噂も聞かなくなりました。
現在では幾つかの心霊スポットの情報サイトに掲載されている程度です。
心霊スポットが更地になった例では、岡山市の東山ホテルでも後に作られた駐車場に例が出るという噂が有りました。
しかしこちらも噂は撤去後の短期間のみで、すぐに聞かれなくなした。
心霊スポットも雰囲気が大切ということなのでしょう。