鳴滝ダム・自殺者の幽霊
鳴滝ダムの心霊
吉備中央町の鳴滝ダムは1981年に竣工したダムです。
ダムの目的はFNW(洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水)です。
岡山の心霊スポットとしては古くから定番で、ダム湖の方で人影が目撃されたという話しがよく聞かれます。
噂では自殺した人の霊ではないかと囁かれています。
鳴滝ダムでは入水自殺が多いと言われており、ダム湖の方での目撃談が多いのもそのことに影響するのかもしれません。
吉備高原都市と鳴滝ダム
鳴滝ダムが作られた理由としては、度々周辺で大きな水害が発生していたことが挙げられます。
特にダムの建造が始まる数年前には大きな被害が出ています。
しかし調べているとどうやら吉備高原都市も建設の目的にあったようです。
吉備高原都市は岡山県が計画都市として整備の計画を立てました。
思ったように移住や企業誘致が進まなかった為に一部の計画を休止した状態で現在に至りますが、当時は県の一大事業です。
県の公式サイトにもダムの建造理由の中に治水の他に「吉備高原をはじめ周辺集落に上水道用水源を確保するため」と記されています。
当時の目的としてどちらに重点を置いていたのか…、興味深く感じました