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仁科芳雄博士の生家

仁科芳雄ゆかりの地

詳細

仁科芳雄博士・生家
所在地
浅口郡里庄町浜中717
営業時間:10:00~16:00
定休日:月~土、12月28日~1月4日
入館料:無料
仁科会館
所在地
浅口郡里庄町浜中892-1
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜日、第三日曜日
入館料:無料

仁科芳雄と里庄町


 自身の様々な物理学の研究の他、ノーベル賞を受賞した湯川秀樹、朝永振一郎ら後進の育成でも知られる科学者・仁科芳雄。
 その功績から原子物理学の父とも呼ばれています。

 出身地は里庄町で、代々大庄屋を務めていた名家の生まれです。
 生家は現在でも残されています。
 仁科家から里庄町へ譲渡され、毎週日曜日(年末年始の場合は休業)に限り公開されています。

 生家の近くには仁科会館という生前の業績などを公開する施設も作られています。

仁科会館

 この施設も無料で見学できます。
 学者として著名になって以降の業績はもちろん、子供時代の書道などの貴重な資料が多く展示されています。

仁科芳雄と原爆研究


 仁科芳雄は戦時中に原爆の研究に携わっていました。

 1940年に原子核分裂から膨大なエネルギーが得られるという事が判り、日本でもそれを兵器として活かす事は出来ないかと考えられました。
 仁科芳雄はその研究を陸軍より請け負ったのです。

 この研究は仁科の名前から【二号研究】と名付けられました。
 空襲による設備の損傷、そして終戦の影響で研究は途中で終了となりました。

 広島と長崎に落とされた爆弾が原爆であることを確認したのも仁科芳雄です。

博士と羊羹

 学者という事で、幼い頃から真面目一辺倒な人物だったのかと思いきや、仁科芳雄には意外なエピソードが伝えられています。

 それが羊羹好きだった事です。
 半端な羊羹好きではなく、欲しいとなると一晩中泣き続けるほどの勢いだったそうで、困り果てた母親はいつでも食べられるようにとお手製の羊羹を常備していたそうです。

マップ(生家)




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関連リンク


写真:仁科芳雄博士の生家、仁科会館
写真撮影:岡山の街角から

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