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池田光政公 御涼所跡

詳細

池田光政
生没年
:1609年~1682年

職業:政治家(岡山藩主)
ゆかり:領地
スポット:御涼所跡

池田光政公 御涼所跡


 岡山市北区中原の住宅地の一角が公園のように整備されています。
 ここはかつて岡山藩主の池田光政公が涼を取った御涼所があった場所です。

 岡山城周辺より幾分か涼しいこの場所へ訪れ、静かな時間を過ごしたそうです。
 殿様の休息所として何か特別な施設が置かれていたわけではなく、幕を張るだけの簡素な状態だったそうです。質素倹約を推奨したことで知られる光政らしいエピソードです。
 
 2011年に岡山県郷土文化財団が現在のように整備しました。

名君・池田光政


 池田光政は岡山藩の歴代藩主でも名君として名高い人物です。
 
 幼少期に将軍・徳川家康より脇差しを与えられた際、その目の前で脇差しを抜き、その脇差しの刃を眺めていたそうです。
 その目を見た家康は眼光の鋭さに感服し、唯人ではないと高く評価しました。

 岡山藩主としては数多くの土木工事を行った他、教育関係に注力しました。
 質素倹約の徹底にも熱心だった事でも知られています。
 御涼所を幕を張るだけの簡素な状態にしたというのも、こうした光政の理念がよく表れているエピソードです。

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写真:池田光政公御涼所跡
写真提供:Googleマップ

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