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木山捷平・生家

詳細

木山捷平
生没年
:1904年~1968年

職業:作家
ゆかり:出身地
スポット:生家、墓所

作家・木山捷平

 大陸の細道などの作品で知られる作家・木山捷平は笠岡市の出身です。
 生まれたは小田郡新山村(現・笠岡市山口)です。
 新山尋常小学校(現・新山小学校)へ入学、矢掛中学校(現・矢掛高校)へ進学しました。(※大学は兵庫)

 自費出版で刺繍を発表するなどしていましたが、1933年に太宰治らと同人誌『海豹』を創刊して以降は小説家として本格的に活動を始めました。

 1944年には農地開発公社の嘱託社員として満州にわたります。そして現地で招集されて兵役につきました。
 前述の大陸の細道はこの時の経験が描かれています。
 満州へ渡った理由として、妻は戦争の影響で日本では文学が出来なくなった為に、満州に行けばそれが可能ではないかと考えたのではないかと考察しています。

笠岡と木山捷平

 笠岡市には木山捷平が生まれ育ち、戦争から復員した後、昭和24年まで暮らした生家が保管されています。(※冒頭の写真)
 近くには木山捷平も入っている木山家の墓もあります。

 木山捷平が通った小学校の後身となる新山小学校の図書館では、同氏に関する展示が行われています。(一般人は見学不可、希望の場合は小学校へ相談してください)

 笠岡市では1997年~2005年までは木山捷平文学賞を主催、2006年以降は木山捷平短編小説賞という新人向けの文学賞を行っています。

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写真:木山捷平・生家
写真提供:Googleマップ

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