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木下利玄生家 

木下利玄・生家跡

詳細

木下利玄
生没年
:1886年~1925年

職業:歌人
ゆかり:出身地
スポット:生家(見学無料)

利玄調の和歌・木下利玄

 歌人の木下利玄は岡山市北区足守に生まれました。
 父親は足守藩最後の藩主である木下利恭の弟・利永です。
 5歳の頃に伯父に当たる利恭の死去に伴い、その養嗣子になりました。

 白樺派の代表詩人の1人として知られ、口語や俗語を取り入れたスタイルの和歌は利玄調とも呼ばれています。

 5歳で養嗣子となり家督を相続する際に上京し、進学した学習院初等科で後に"白樺"を創刊するメンバーの1人である武者小路実篤と出会いました。
 しかし肺結核のために39歳の若さで逝去しました。

生家跡

 岡山での生活は養嗣子になるまでの5年間と短い期間でしたが、足守には今でも木下利玄の生家が残されています。
 常時公開ではないので注意が必要です。

4~11月:金・土・日・祝に公開
12~5月:日曜日のみ公開
※時間はどちらも9:30~16:30

木下利玄生家の内部 
 建物の戸は開放されているものの、中に入ることは出来ません。
 外から立派な建物を眺めるのみです。

長屋門
 観光駐車場から近水園へ利玄道と名付けられた歩道を進んでいると、上の写真のよう長屋門が見えてきます。
 入場料は無料ですが、前述の通り公開日は限られています。
 公開日でない時は門が閉まっており、中に入ることは出来ません。
 尚、この長屋門は大正時代に藩政の残務処理のために作られたもので、実は比較的新しい時代の建物です。

 近水園に行くと、公園の中心部に木下利玄の顔が刻まれた歌碑が建てられています。
歌碑

マップ




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写真:木下利玄生家
写真撮影:岡山の街角から

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