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金山寺

臨済宗開祖・栄西ゆかりの地

詳細

栄西(写真は栄西ゆかりの地の一つ、金山寺)
生没年:1141年~1215年
職業:僧侶(臨済宗の開祖)
ゆかり:生誕地、修行の地
スポット:生誕地、安養寺、日応寺、金山寺

関連リンク
臨済宗・黄檗宗/公式HP

栄西と岡山


 栄西は岡山市北区吉備津で生まれ、父は吉備津神社で働いていました。
 天台宗から仏教の修行を始めた彼は、後に宋(現在の中国)へ留学して、禅を日本へ持ち帰ります
 この事が後の臨済宗の始まりとなります。

 岡山県には栄西のゆかりの地として、生誕の地の記念碑、11歳から比叡山へ行くまで修行、得度した寺でもある安養寺があります。

栄西生誕地
栄西・生誕地(岡山市)

 同市内にある日応寺金山寺は彼が宋での修行を終えて禅の普及を目指す一方で興廃していた寺院の再建、修復の活動を行っていた際に復興された寺院です。

茶祖・栄西


 栄西は宋から禅だけではなく、喫茶の習慣を持ち帰りました。
 既に奈良時代には日本にお茶が伝わっていましたが、普及する事はありませんでした。

 栄西は禅の中で大切な座禅の際に眠気払いとして飲まれるお茶は禅の普及にとっても重要であると考えました。
 そこでお茶の栽培に取り組み、さらには嗜み方を纏めた本(お茶の専門書としては日本最古といわれています)『喫茶養生記』を記しました。

 こうしてお茶は日本の文化として根付いていきます。
 彼の生誕の地に残されている石碑は、そんな彼の業績をたたえて茶碗の形をしたものになっており、彼自身も茶祖と呼ばれます。

茶碗の石碑


マップ(生誕地付近)




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関連リンク


写真:金山寺、生誕地、生誕地の碑
写真提供:岡山県(金山寺)
斜視撮影:岡山の街角から(生誕地、生誕地の碑)

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