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1965年公開の映画、フランケンシュタイン対地底怪獣。
戦前にナチスが日本に持ち込んだフランケンシュタイン博士の作った不死の心臓を持ってしまった少年が主人公です。
彼と中生代に地下に潜り、絶滅を逃れていた大型爬虫類バラゴンの戦いを描く作品です。
実は出ていた岡山県
作品中で実は岡山県も少しだけ登場しています。
広島の研究所から抜け出したフランケンシュタインは、東へ向かって逃げます。
なので途中で岡山県を通ったのです。

養豚場で被害が出たのがフランケンシュタインによるものとみなされ、市民に注意喚起が行われるシーンは2代目の頃の岡山駅前周辺です。
そしてついにフランケンシュタインが現れ、人々が逃げ惑っているシーンは岡山市北区中山下~岡山城と後楽園周辺にかけてです。
しっかし、誰も出てこねぇな
これに関しては世良利和さん、いしいひさいちさんの「まぁ映画な、岡山じゃ県!(1巻)」でとても面白く解説しているのでぜひ見てほしいのですが…。
この岡山のシーンには文字通り誰も出て来ません。
研究所の面々も、そして岡山の人々を恐怖に陥れているはずのフランケンシュタイン本人さえも。
登場するのは逃げ回るエキストラだけです。
昔の映画の中には適当な地方都市の風景に「岡山」と字幕をつけるだけで、無理矢理に岡山の設定にしてしまうような作品もあります。
それに比べればマシ…と思いましょうか。
