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良寛手まり

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良寛さんゆかりの地

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名僧・良寛ゆかりの菓子


 倉敷市玉島のお菓子屋・菓子処ひらいのもう一つの名前は『良寛庵』です。

 玉島にある円通寺は曹洞宗の僧侶で和歌や漢詩、書など芸術分野でも活躍した良寛が修行した寺です。
 今でも円通寺は良寛ゆかりの地として多くの観光客が訪れています。

 菓子処ひらいが良寛庵と名乗るのも、庶民に愛された良寛の人柄に倣っての事でしょう。
 そして倉敷の土産菓子として作られたのが『良寛てまり』です。

名前の由来


 良寛の人柄を語る際に、必ず出てくるのが子供との交流です。
 子供の純真な心こそが誠の仏の心と悟った良寛は、近所の子供たちと遊ぶ時間を大切にしていました。
 特に手毬は子供と遊ぶために常に蛍光していたそうです。
 『霞立つ ながき春日に 子供らと 手鞠つきつつ この日暮らしつ』という和歌にもなっています。(ちなみにこの和歌は円通寺近くに歌碑として残されています)

 そんな手毬をモチーフに作られたのが良寛てまりです。

 漉し餡と栗の入った上品な甘さのする薯蕷饅頭で、包装紙は手毬の柄を模したデザインになっています。
 
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写真:良寛てまり
写真撮影:岡山の街角から

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