TOP>コラム>長島、ハンセン病療養所の島を歩く>5.愛生園歴史館
長島愛生園歴史館
長島愛生園歴史館
次の目的地は長島愛生園歴史館です。
別の記事でも触れましたが、訪問したのは2022年7月。新型コロナウイルスは第七波と呼ばれ感染者が増加している時期でした。
なので島内のどれくらいが見学できるのか確認する必要がありました。
愛生園歴史館は愛生園の開園時から存在する事務本館の建物です。
改装した後、現在は愛生園歴史館としてハンセン病についての歴史や、入所者の暮らしぶりなどを紹介する施設になっています。
島内の見学についてもここで案内してもらえます。
施設の利用は無料ですが、事前の予約が必要だそうです。
実はこの記事を書くのに改めて公式サイトを確認していて気付きました。訪問のタイミングが良かったのかも知れません。
詳しくは公式サイトの「来館案内」のページを御覧ください。
訪問可能だった箇所
2022年7月時点で訪問可能と教えてもらった場所は下記のとおりです。
・歴史館
・回春寮
・収容桟橋
・監房跡
・納骨堂跡
以上のスポットが訪問可能でした。
これは伝染病の流行に伴う措置なので、訪問時期によって変わる可能性があります。必ず歴史館で確認しましょう。
これに沿って島を散策していて気付いたのですが、これらのスポットから東に進むと島で暮らす人々の居住区に立ち入ってしまいます。
長島は療養所の島で、今も後遺症に苦しむ方もおられるそうです。
病院の入院棟に立ち入れないのと同じような規制になっているのでしょう。
写真:愛生園歴史館
写真撮影:岡山の街角から
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