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クラウン

藪の奥に佇む伝統の革新|12代目「ゼロクラウン」との遭遇

  車の詳細

メーカー:トヨタ
車名:クラウン
発売期間:2003年~2008年
(※詳細については正確な情報とは限りませんので、ご了承下さい)

12代目クラウンと出会ったよ!


 とある場所へ向かう為に草むらをかき分けて移動していたところ、その途中で車があるのを見つけました。

 12代目 ゼロクラウンが草むらの中にあった

 こ、これはゼロクラウン…!!
 トヨタ自動車が2003年から2008年まで販売した12代目のクラウンです。
 その呼称はキャッチコピーである「ZERO CROWN~かつてゴールだったクルマが、いまスタートになる~」に由来します。

 ゼロという言葉にはシャシーやエンジンを一新した事、特にエンジンがV型に切り替わったことなど、ゼロから作り直したという意味が込められているのでしょう。
 しかしキャッチコピーの後半「かつてゴールだったクルマ」というフレーズからはそれ以上の物が感じ取れます。
 7代目クラウンで採用され、後の世代でも語り継がれた「いつかはクラウン」という余りにも有名なキャッチコピーがありました。それはトヨタの乗用モデルの上位に位置するクラウンが最終到達地点である事を示しています。
 しかし同時にそれはクラウン=老人が乗る車というイメージを生み出してしまいました。実際、それまでのクラウンは大きくデザインを変更することなくキープコンセプトを貫いてきた保守的な車でした。

  しかしゼロクラウンでは従来の直六エンジンからV型に切り替えることでフロントオーバーハングを切り詰め、スタイリッシュで若々しいデザインを実現しました。
 実際、若者の間で流行したVIPセダンブームの中でゼロクラウンは好意的に受け入れられ、ブームをけん引する存在になりました。

草むらに眠るゼロクラ


 さて今回見つけたゼロクラウン。
 周囲を草に囲まれてしまってはいるものの、まだ美しい状態が保たれていました。
 この車、恐らく放置されてからすぐ…という事は無く、相応の期間が経過しているものと思われますが、高級車の塗装の強さというか、離れてみる分にはかなり奇麗な状態が保たれています。
 周辺には同様に草に飲まれてしまった車が他にも残されており、もしかすると自動車屋の車置き場だったのが、倒産したか何かの都合で放置されてしまった…。そのような事情だったのかもしれません。

 しかしさすがクラウン。
 草むらの中にあってもそのオーラは全く衰えませんね。

写真:トヨタ・クラウン
写真撮影:岡山の街角から


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