TOPコラム岡山の著名人>中川智正

中川智正

『オウム真理教事件幹部・中川智正 元死刑囚』

解説


 1990年代に地下鉄サリン事件などで日本中を震撼させたオウム真理教。
 その幹部には多くのエリートがいたことも大きな話題になりましたが、その中には岡山市出身の人物もいます。

 岡山市出身で教団で麻原彰晃の主治医や法皇内庁長官を務めた中川智正です。
 実家は岡山市の表町で服屋を営んでおり(※既に廃業)、自身は岡山大学教育学部附属中学校、岡山朝日高等学校、京都府立医科大学とエリートコースを歩んで医師免許を取得しました。

 研修の途中で出家し、医師としては教団の診療所で麻原彰晃の主治医などを務めました。
 その後、坂本弁護士一家殺人事件などの犯罪に関与したほか、教団のサリン生成にも関わり、化学兵器や人体実験に携わりました。
 坂本弁護士の自宅で発見された教団のバッジは彼の物でした。

 最終的に計11件と25人の殺人の罪に問われ、死刑が確定。
 2018年7月に死刑が執行されました。最後に残した言葉は被害者への謝罪の言葉だったそうです。


岡山ゆかりの著名人一覧へ戻る


関連リンク






ページトップに戻る