『僅か二ヶ月の県知事・安井英二』
解説
岡山県の歴代の県知事の中に、なんと2ヶ月という非常に短い在任期間だった人物がいます。
それが官選時代の第20代目の知事である安井英二です。
1931年の10月に県知事に就任、12月半ばには退任しています。
官選の時代の県知事は政権の動向に左右されがちでした。
現在のような千夜ではなく政府が任命する為、政権政党が変わるとそれに伴って県知事も変わる事がありました。
安井英二もその例で、岡山県知事に就任から約2ヶ月で政権政党が変わった為に岡山県知事を退任する事になりました。
安井英二本人も2ヶ月しか経過していない状況での退任はないだろうと思っていたそうですが、まさかの短命県知事となってしまいました。
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