『久津見房子』
解説
女性として日本で初めて治安維持法により逮捕された女性は岡山県出身です。
久津見房子という社会主義者として活動した運動家です。
1928年の共産党員の全国的な検挙事件である三・一五事件の際に治安維持法を適用されました。
その後1933年まで札幌刑務所で服役しました。
更にソ連が日本でスパイ活動を行ったゾルゲ事件に協力した為、再び逮捕されて和歌山刑務所で服役しました。
そんな激動の人生を送った久津見房子ですが、晩年は自身の活動や服役の為に母らしい事が出来なかった事を悔いて、孫の面倒を見ながら静かに過ごしたそうです。
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