TOPコラムコラム・岡山の事件簿>38.岡山監獄署・放火事件

刑務所

『岡山監獄署・放火事件』

岡山刑務所・放火事件

 1883年、岡山監獄署(刑務所)で放火事件が発生しました。
 現在の岡山市北区牟佐に移転する前の旧刑務所時代の事です。

 放火をしたのはなんと服役中の囚人です。
 獄舎一棟を全焼する大火事となり、混乱に乗じて206名の囚人が脱走し、1人が死亡する大騒動に発展しました。
 放火で囚人の収容場所として選ばれたのは国清寺でした。
 これには人々も驚いたそうで、『本堂を 地獄に貸せる 国清寺 彼は懲役 これは寺益』(岡山今昔記-岡 長平より)と皮肉る人もいたそうです。
 
 尚、主犯格の囚人は後に死刑になりました。

 岡山監獄所の火事は実は初めてではなく、この3年前にも発生しています。
 こちらは放火ではありませんでしたが、獄舎3棟を含む多くの建物が全焼しています

監獄署跡

 前述の通り放火が起こった岡山刑務所は、現在は岡山市北区牟佐に移転しています。
 事件当時の監獄署は岡山市北区二日市にありました。

 跡地は岡山市立中央図書館や公園として整備されています。
 刑務所の建物などは残されていませんが、公園周辺にはかつて囚人の脱走を防ぐ為に整備されていた高い塀の基礎の部分が残されています。

 移転は1969年、施設の老朽化が原因です。


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写真:刑務所のイメージ図
写真提供:イラストAC


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