『岡山県で一日内閣』
一日内閣とは
1962年10月6日に岡山県で「一日内閣」という公聴会が開かれました。
当時の首相である池田勇人や大蔵大臣だった田中角栄らの閣僚12名が岡山県を訪れ、主に中国地方から選ばれた代表者15人と意見を交わしました。
一日内閣は1994年まで続けられましたが、実は岡山県での開催が最初でした。その為にマスコミの注目も非常に高かったそうです。
反応は…?
内閣府のサイトに1967年の時点で行われた一日内閣についてのアンケート調査が掲載されています。
一日内閣の認知度は57.6%です。
更に一日内閣をラジオやテレビの放送を視聴したと答えた割合は40.6%にも及びます。始まって5年しか経っていないということもあるでしょうが、先の認知度も含めて注目度の高さが伺えます。
ただし効果に対する期待度は「少しは効果が期待できる」が最も高い31.3%。「かなり効果が期待できる」は「期待できない」よりも低い10.7%でした。
効果は期待してないけど、無いよりは有った方がいい…そんな感じだったのでしょうか。
参考資料:一日内閣に対する世論調査(内閣府政府広報室)
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画像:岡山市街地
写真提供:プランク様

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