TOPコラム岡山の過去の出来事>21.津山藩と小豆島

小豆島

『小豆島は津山藩の藩領だった!?』

津山と小豆島


 岡山県の津山市と小豆島の土庄町は歴史友好都市を締結しています。
 これに伴い、様々な交流が行われています。

 ではどうして岡山県の北部の内陸部に位置する津山市と、瀬戸内海の離島である小豆島の間に交流が生まれたのでしょうか?

 この話は江戸時代にまで遡ります。
 江戸時代の後期である天保年間から明治時代に入って廃藩置県が行われるまでの間、小豆島の一部は津山藩の領地だったのです。

経緯


 津山藩の藩主に将軍の徳川家斉の息子である松平斉民が就任しました。
 その時に松平斉民は、幕府に対して天領と津山藩の藩領の一部交換を求めました。

 この嘆願が通って、内陸の津山藩に小豆島の西部が津山藩の領地となりました。
 将軍の息子が藩主になったので、津山藩を加増する目的があったようです。

 津山と小豆島の歴史的友好都市は、この歴史的な背景から生まれました。



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画像:『小豆島』(イラストAC)





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