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駅名の由来:備中高梁駅
備中高梁駅
備中高梁駅は1926年に開業した高梁市の代表駅です。
駅名は市名に由来します。
周辺は江戸時代まで松山藩でした。
松山を高梁に改称したのには、幕末の対応が影響していると見られています。
幕末に松山藩は勤王・倒幕の思想に反対する立場を取っていました。一方、もう一つの松山藩…現・愛媛県の伊予松山藩は新政府軍につきました。
その為に伊予の松山を存続させ、備中の松山は改称されたというのです。
高梁は松山藩の旧称です。
高橋宗康が城主になった際に地名と城主の名前が同じにならないように松山の地名に改められました。
高梁は高端の意味とされ、吉備高原の端に位置する事に由来すると考えられています。
備中高梁駅と旧国名が冠されているのは、高梁駅より先の1923年に佐世保に高橋駅(※字は異なる)が存在した為です。
関連リンク:高梁市の地名の由来
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写真:備中高梁駅
写真撮影:岡山の街角から