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庭瀬駅完成記念の撫川うちわ

駅名の由来:庭瀬駅

庭瀬駅


 庭瀬駅は岡山市北区平野にある駅です。
 駅名は開業時の庭瀬村に由来します。

 庭瀬の地名は新瀬(にいせ)が転じたものだと考えられています。
 新瀬の確たる由来は伝わっていませんが、かつて庭瀬の辺りまで海が湾入していた事から生じた地名とされています。
 文字を見ると新しい瀬なので、海退によって生じた土地の意味でしょうか。

 庭瀬駅の駅舎は1986年に新築されました。その時には庭瀬の特産品である撫川うちわを模したうちわが作られました。

庭瀬駅完成記念の撫川うちわ

 撫川うちわは庭瀬城に入った大倉家がうちわを作る技術を持っていたことから始まった庭瀬藩の特産品です。
 上部の雲と青空の境目が和歌になっており、これを光に透かすと和歌とそれに対応したイラストが鮮明に見える…という工夫が凝らされています。
 
 残念ながらこのうちわはイラストを転写しただけで、透かしを楽しむことは出来ません。


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写真:庭瀬駅
写真提供:Googleマップ

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