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駅名の由来:彦崎駅
彦崎駅
彦崎駅は1910年に宇野線と共に開業した駅です。
ただし当時の駅名は「味野駅」です。
味野は倉敷市児島地域にある地名(児島味野)です。
駅の所在地は灘崎村(後に灘崎町、岡山市南区)なので随分と距離がある印象ですが、当時は味野に最寄りの駅という位置づけでした。
1914年には現在の彦崎駅に改称されましたが、これは1913年に下津井電鉄の茶屋町~味野間が開業した為でしょう。(関連リンク:下津井電鉄線跡を歩く)
余談ですが下津井電鉄の始発は茶屋町に置かれましたが、当初の計画では味野を起点にする案がありました。
しかしまだ港として栄えていた彦崎の住民が嫌った為に実現しませんでした。
彦崎は駅の所在地の地名です。
かつて周辺は海で、彦崎の辺りが岬でした。
彦の文字には秀でたという意味があり、辺りの見晴らしが良かったことから彦崎の地名が生じました。
関連リンク▶彦崎の地名の由来
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写真:彦崎駅
写真撮影:岡山の街角から