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駅名の由来:中国勝山駅
中国勝山駅
美作落合駅は1925年に作備線の終着駅として開業しました。
ここから倉吉駅を目指す南勝線の計画が有りましたが、実現しませんでした。
勝山は駅の所在地の地名であり、同時に開業時の周辺の自治体名でもあります。
地名は勝山城に由来します。
周辺の地名は元は高田で城も高田城でした。三浦明次が1764年に勝山に移封された際に城名を勝山に変更し、後に周辺の地名もそれに合わせて勝山になりました。
命名の経緯は不明ですが、城名ということで縁起のいい漢字を選んだということではないでしょうか。
ところで勝山駅の名称には珍しい特徴があります。
まず1つは「中国」。
同じ駅名が先にあったので混同を避ける為に付与されたものですが、一般的には旧国名を冠します。
岡山県内の他の駅を見ても混同を避けるために冠するのは備前、備中、美作の旧国名が用いられています。それが中国勝山駅は中国地方を冠しています。
これについては「将来発展するのは美作ではなく中国地方の勝山である」と町議会議員が発言した為だそうです。
関連リンク:勝山町の地名の由来
南勝線について
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関連リンク
写真:中国勝山駅
写真提供:Googleマップ