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地名の由来:西原
地名の由来
奈義町西原は市街地からやや東側の山裾から谷間にかけて広がる集落です。
かつての東豊田庄に含まれる地区で、庄内の西部に位置する平地という意味から西原の地名が生じたと考えられます。
尚、対となる東原の地名はありません。これは西原の東側に山が広がっており、平野が無かった為でしょう。
明治時代になった時点で西原村西分、西原村東分に分かれていました。1872年に統合して一つの西原村となり、現在の地区の範囲が確定しました。
1889年に周辺の村と合併して豊並村、1955年に更に合併をして奈義町を発足させました。
西原ダム
西原地区の北端に西原ダムがあります。
ダムの施設は西原に、ダムが形成するダム湖は関本地区に位置するので、参照する資料によっては所在地を関本にしている場合もあります。
ダムを作ったのは中国四国農政局で、目的は 農業・上水道・工業(AWI)の為です。竣工は1976年です。
ダムの周辺は特に公園化などはされていません。
ダムから北へ向かう道はありますが、ダム湖からはやや離れた道を進むので景観を楽しむのには不向きです。更に車の離合は難しく、行違う為のスペースも余り確保されていません。ダムを見て目の保養をしたら、早々に人家のある方へ戻るのが良いでしょう。