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地名の由来:楢
地名の由来
津山市楢は市街地の北東部、鴨川沿いに縦長に広がる地区です。
地名は大きな楢(ナラ)の木があったことに由来します。
それがランドマークのように親しまれて、そのまま地名になったのでしょう。

この他にもクヌギ、カシワなども楢の種類に数えられるそうです。
火災の原因は道祖神?
楢では文化年間(19世紀前半)に村中を焼く大規模な火災が発生しました。
この火災の原因とされているのが、なんと道祖神です。
主に村の入り口などに祀られる神様で、集落に病気や悪霊などの悪いものが入らないようにするご利益で知られています。
楢村にも道祖神が祀られており、そこに供えられた線香の火から火災が起こったそうです。
なので厳密には道祖神ではなく、人による失火といった方が良さそうですね。

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関連リンク
写真:楢の風景
写真提供:googleマップ