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地名の由来:加茂町中原
地名の由来
津山市加茂町中原は倉見川沿いに広がる盆地の中心部に位置します。
地名もその事に由来します。
現在の住所表記上では用いられませんが、中原の南部に下原の地名があります。
明治時代に西加茂村へ、昭和に入って東加茂村と合併して加茂町の地名になりました。
更に2005年に加茂町が津山市に編入し、その時に旧町名を冠した加茂町中原に改称しました。
サムハラ神社 奥の宮
中原地区の北西部の山中にサムハラ神社の奥の宮があります。
サムハラ神社は大阪市にある厄除けのご利益で知られる神社です。
元の鎮座地が加茂町中原でした。
しかし岡山のサムハラ神社は荒廃していました。
この事を嘆いたのが、加茂町出身の実業家である田中富三郎です。
戦後に祠を再建、更にサムハラ神社の霊徳を広めるために大阪市にサムハラ神社を自費で設置しました。
1961年にサムハラ神社は大阪市の現在地に遷宮し、元の加茂町中原のサムハラ神社は奥の宮となりました。

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関連リンク
写真:サムハラ神社 奥の宮
写真提供:googleマップ