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地名の由来:上籾、中籾、下籾

地名の由来


 久米南町に上籾、中籾、下籾という地名があります。
 15世紀半ばまで存在した籾村から分かれた地区です。

 かつて穂村と名乗っていましたが、大旱魃の年にこの村だけ米の収穫が出来るという出来事があった為に籾村に改称しました。
 そして後に籾村が上籾、下籾に分かれ、更に江戸時代に下籾から分かれて中籾が誕生して現在の3つの地名になりました。

龍山村


 旧籾村周辺に龍山という地名が見られます。

 明治時代に入り町村制が施行され、上籾、中籾、下籾、そして別所の4村が合併して新しい村を発足させることになりました。
 この時の新しい村の名前が龍山です。

 前述のエピソードにもある通り、周辺は水不足に苦しめられた歴史を持ちます。
 そこで水の神である龍神の名前を地名に頂いて、村の豊作を願って付けられたそうです。

 上籾には竜光山 清水寺という寺院もあり、この山号も地名に影響しているものと考えられます。



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写真:清水寺
写真提供:Googleマップ

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