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地名の由来:桑上、桑下
対になる地名
津山市に桑上、桑下という地名があります。
こうした対になっている地名は、何かを基準に上下や東西南北に分かれた歴史を持っている事が多くみられます。
たとえば特定の川を基準に川の上側、川の下側であったり、一つの自治体が複数に分かれた際に、分かれた地域が東西なら○○(旧地名)西、○○東といった地名になるのです。
では、桑上と桑下の場合はどうなのでしょうか。
地名の由来
桑上、桑下の辺りには桑畑があり、その事から一帯を『桑村』と呼んでいました。
1647年に村が二つに分かれる事になりました。
その際に分けられたのが現在の桑上と、桑下です。
つまり、旧桑村の上の地域と下の地域という意味なのです。