TOP>美作県民局エリアの地名の由来>久米南町・片目川

地名の由来:片目川
地名の由来
久米南町の誕生寺の辺りを流れる片目川という川があります。
この地で生まれ育った法然の伝説にまつわる地名と伝えられています。
法然が子供の頃に父親は殺害されてしまいます。
以前より年貢などの諍いのあった明石定明に夜襲を仕掛けられての事でした。
この襲撃の時に法然は弓で明石定明の右目を見事に射ています。
その時に明石定明は片目川で目の傷を洗い流しました。
それ以後、その川では片目の魚が現れるようになったと言われています。
片目川という名前のその伝説に由来します。
異説
法然の父親の死には別の説も存在します。
先の説では父親が死んだ為に母方の親戚がいる菩提寺に預けられ、後に比叡山へ行く事になります。
実は菩提寺に預けられていたという説もあります。
この説の場合は15歳の時に父の許しを得た上で比叡山へ行っています。
そして法然が比叡山に行った後に父親は殺されたとされています。