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地名の由来:香々美
地名の由来
鏡野町に香々美という地名があります。
読み方はかがみで町名の鏡と重複しますが、これは偶然ではありません。
鏡野町と香々美は同じ由来から生まれた地名です。
『かがみ』は、文字通り鏡に由来します。
かつて朝廷から特定の仕事を任されていた部民制に存在した、鏡を作るための職人集団『鏡作部』に由来します。
彼らが天鏡祠を祀った事から、鏡=香々美の地名が生まれたといわれています。
鏡野町と香々美
鏡野町の地名は香々美郷、野介郷に属した地域が合併して生まれた合成地名です。
合併の際に、地名を二文字にする慣習に合わせたのか、それとも元々の由来に合わせたのか、香々美を鏡とし、野介郷の野の文字と組み合わせて、鏡野としました。
前述の天鏡祠は現在の大美彌神社の事だそうです。