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地名の由来：浦伊部

地名の由来

　備前市伊部にやや南側に浦伊部という地区があります。
　現在では伊部が備前焼の産地として有名ですが、浦伊部も古くから備前焼の生産が盛んだったことで知られている地域です。

　浦伊部とは伊部に対して片上湾に面している地域で ある事に由来する地名です。

地名の変遷

　かつては伊部に対して南に位置するという立地から下伊部と いう地名でした。
　地名で用いられる場合の上下は概ね方位か、単純な標高の違いに由来します。
　伊部、浦伊部の場合は伊部が北（上）で、浦伊部が南（下）という関係になっています。

　ただし南の浦（下）伊部に対して、伊部は上伊部、北伊部などの対となる地名を名乗ったことはないようです。

　中世には既に浦伊部という地名が見られます。
　明治時代に入ってから、伊部村(現在の備前市伊部)と合併し、更に片上町と合併して現在の備前市の前身となる備前町を発足させまし た。

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関連リンク

写真：浦伊部周辺
写真提供：Googleマップ

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