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地名の由来:玉柏
地名の由来
岡山市北区玉柏の「玉柏」は、柏の木の美称(誉めた呼び方のこと)です。
なので美しい柏の木があった事に由来する地名と考えられます。
ではその木はどこにあったのでしょう。
これについては岡山市の発刊した「岡山市の地名」の中で、三野山である事が記されています。
現在の三野公園の辺りでしょうか。
そこに柏の銘木があったのか、それとも木々が立ち並ぶ様子を玉柏と称したのかは不明です。
関連リンク:玉柏駅
計画が変更された大原橋
玉柏を流れる旭川に架けられている大原橋には面白い特徴があります。
まず西側から橋に入ってみます。
見事な鉄筋コンクリートローゼ橋です。
しかし橋を進み、東側の出口に近づくと…。
あらビックリ、途中から鉄橋に変わっています。
最初に私が渡った時は鉄筋コンクリートの橋が先にあって、後から何らかの理由で鉄筋部分を延伸したか、破損した事に伴い鉄橋で修復したのではないか…そんなふうに思いました。
これは不正解で、最初に鉄橋を作ろうとしていた為に東側に鉄橋部分があります。
しかし戦争の激化に伴い金属不足になった為に、途中から鉄筋コンクリートに計画を変更して完成させることになったのです。
関連リンク:大原橋