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建部駅 

地名の由来:岡山市北区・建部地域

交通の要所・建部


 岡山市北区の建部地域は旧建部町の町域を指します。岡山市の最北端に位置し、備前と美作の国境に位置します。

 
旧建部町の中心部である福渡地区は『行こうか岡山、戻ろうか津山 ここが思案の福渡』という文句で知られています。
 かつて福渡に渡し舟の発着場があり、ここから岡山まで進んでいくか、それとも津山に戻ろうか…と、多くの人々が思案した事が伝えられています。

 
現在のように交通手段が発展していなかった時代の事です。

地名の由来


 建部という地名は、部民制における『武部(たけるべ)に由来します。

 
武部は軍事的な部民だったと伝えられており、日本武尊(やまとたける)の功績を後々の世に伝えていくための御名代でした。

 建部町にはそうした人々が住んでおり、それが地名になりました。
 同じ由来を持つ「タケベ」の地名は全国各地で見られ、由来通りの武部や、文字の異なる竹部など様々なバリエーションの漢字が存在します。

関連リンク:建部駅



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写真:建部駅
写真撮影:岡山の街角から

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