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地名の由来:高塚
地名の由来
岡山市の岡山総社ICの近くに高塚という地名があります。
地名は矢喰天神社に由来します。
社地は神社がある場所に築かれており、高塚という地名はそのことを指していると考えられています。
塚という文字には土地が盛り上がった場所を意味します。
昔の古墳、墳丘墓がそうした形であった事から墓を意味する場合もあります。
矢喰天神社とは
矢喰天神社は温羅伝説が残る神社です。
吉備津彦命と温羅の戦いは空中戦から始まりました。
離れた場所から吉備津彦命は矢を放ち、対する温羅は岩を投げて弓を叩き落します。
その時に矢と岩がぶつかって落ちた場所が矢喰天神社です。
実際に神社の境内では多くの巨岩が見られます。

当初は矢喰神社でしたが、後に天満宮と合祀されて矢喰天神社の名称になりました。