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地名の由来:惣爪

地名の由来


  岡山市北区に惣爪という地名が有ります。
 読み方はソウヅメです。

 周辺は海だった場所を埋め立てて造られた土地で、海を惣埋めにした事から惣埋め、惣爪と転じたと考えられています。

 惣という文字には全ての意味があります。現在でも惣菜の文字としてよく見られます。
 文字としては「総」と同じで、地名でも総爪の漢字が用いられていた事もあるそうです。

惣爪廃寺


 惣爪に惣爪廃寺という遺跡があります。ページ冒頭の部分に貼り付けてある画像の場所がそれです。

 大きな塔の心礎が残されている事から、周辺の有力者の氏寺であったのではないかと考えられています。
 しかし現在では周辺が水田化されてしまっている事から、遺構は非常に少なく、周辺から瓦の欠片が出土する程度なのだとか。

 国の史跡に指定されています。


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写真:惣爪廃寺跡周辺
写真:Googleマップ

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