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地名の由来:中島
地名の由来
中島は赤磐市の市街地から北東部に位置する地区です。
内陸部の中島の地名には中洲から発展したことを由来する地名が多く見られますが、中島の周辺にはそれらしい大きな川はありません。
中島の辺りは大きな沼になっており、中島はその中にある島だったと伝えられています。
沼が消失した後も、当時のままの地名が残されているのです。
千光寺
中島地区の東部に広がる龍王山の山麓に天台宗・千光寺があります。
奈良時代の760年に報恩大師が創建したと伝えられています。
報恩大師は孝謙天皇の勅命を受け備前四十八カ寺を整備した僧で、千光寺もその1つに数えられます。
本堂から手前約0.5kmの場所に山門があります。
この事から往年はかなり広い敷地を寺が有していた事が分かります。
境内には赤磐市で唯一となる三重塔や、鐘楼堂などが見られます。