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京橋朝市

地名の由来:京橋町、古京町

京橋町の地名の由来


 京橋町は岡山市の市街地の旭川沿いにあります。
 月に一度(12月は2度)行われる京橋朝市の賑わいでも知られる地域です。

 地名の由来は京橋がかかる地区である事です。
 上の写真の右奥に見える橋で、車だけではなく路面電車も通行します。現在のように駅が交通の中心ではなく、船の行き来が活発だった時代には交通の要衝となる場所でした。

 ただし京橋の名称の由来は、実は現在の古京町の辺りにあります。
 古京町については、次の項目で説明します。

古京町の地名の由来


 現在の京橋が最初に架かっていたのは古京町です。

 最初は単に大橋と呼ばれていました。
 当時の古京町の辺りは大阪や京都の商品を扱う呉服屋などで賑わう町だったので、やがて町の名前は京町へ、橋の名前は京橋へと変化していきました。

 しかし城下町の整備に伴い、京橋は現在の位置へ移転させられました
 この際に元々の京橋は古京橋へ、京町古京町へと名称が変更になりました

 この移転に伴ってすぐに京橋町の地名が出来た訳ではありません。
 現在の京橋町は昭和45年の住居表示事業の際に誕生したもので、当初は橋本町、川崎町、西大寺町、船着町、紙屋町などでした。



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写真:京橋朝市
写真提供:岡山県

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