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地名の由来:空港線(岡山県道212号

空港線とは?


 岡山市南区の県道212号は『空港線』と呼ばれる事があります。

 岡山県道212号浦安豊成線は岡山市南区浦安南町を起点として、同南区豊浜町で県道40号との交点まで続く道です。
 …ここまでを読んで、「おや?」と思った人もいるかもしれません。

 空港線を走っても岡山空港へ向かう訳でも、近くまで行ける訳でもありません。

愛称の由来


 空港線を通って行くことが出来るのは、岡山空港ではなく岡南飛行場です。
 現在の岡山空港が完成したのが1988年で、それ以前は岡南飛行場が岡山空港でした。

 滑走路の拡張が難しい立地であり、ジェット化に対応する為に現在の新空港が建築されました。
 それに伴い、旧岡山空港は岡南飛行場と名前を変えて、小型機の拠点として生まれ変わりました。

 空港線という呼び名は、岡南飛行場がまだ岡山空港の名前だった頃の呼称で、空港線を通れば岡南飛行場に到着できます
 現在の空港と分けて旧空港線と呼ばれることもあります。

 飛行場という言葉の中には空港の意味も含まれるので、厳密には現在でも空港線と呼ばれて間違いはありあません。
 しかし岡山空港が別にある現在、知らない人が聞くとややこしいかもしれませんね。


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関連リンク


写真:岡南飛行場
写真提供:Googleマップ

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