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地名の由来:御津草生
地名の由来
御津地区に草生という地名が有ります。読み方は"くそう"です。
周辺の方が「くそう!」と言っていても、悔しがっているわけではないかもしれないのでご注意下さい。
草生という地名は周辺が草原だった事に由来します。
草が生い茂ることから、草生になったのです。
赤磐市にも同じ字で草生の地名が有り、やはり草原に由来しています。
氾濫原
草生の辺りに草原が広がっていたのには理由があります。
周辺は旭川の右岸に位置し、洪水の際に水が氾濫してしまう氾濫原でした。
なので土地は水を豊富に含んでおり、植物の育成に好条件だったのです。しかし今のように治水の技術が進んでいない時代には、そういった土地を人が開発して用いる事は無く、草が生い茂っていたのでしょう。