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地名の由来:東岡山
東岡山とは
岡山市中区の「東岡山」とは?|駅名と通称の由来
岡山市中区の東岡山駅周辺は、一般的に「東岡山」と呼ばれています。しかし、東岡山という大字は存在しません。
更に東岡山と呼ばれる地域について、公的に定められた範囲や明確な定義はないため、東岡山駅周辺がざっくりと「東岡山」と解釈されています。
「東岡山」という地名の歴史と背景
岡山市が制定された百周年記念に出版された「岡山市の地名」(1989年)でも、「東岡山」という項目は登場していません。この名前が使われ始めた背景には、岡山市街地の北東部に位置することから、通称として用いられていたことがあります。
駅名として採用されたことで、「東岡山」という名称は公的な地名として広く認識されるようになりました。
現在では下記のように多くの場面で使用されるようになりました。
東岡山の利用例
- ・県立東岡山工業高校
- ・東岡山市民サービスコーナー
など、県や市でも積極的に「東岡山」の名称を使用するようになっています。
このように、「東岡山」という名称は駅名を起点に広まり、現在では岡山市の一部として認識されています。
関連リンク:東岡山駅の駅名の由来範囲について
前述の通り岡山県や岡山市の地名についての本を読んでも、東岡山という地区について定義されていません。
なのでどこからどこまでが東岡山なのかという事は分かりません。私自身も漠然と「東岡山の辺り」などと呼んでいますが、ここで範囲について考えてみようと思います。
ネット上の情報をソースにする事は推奨できませんが、インターネット上の百科事典であるwikipediaに東岡山の項目があります。ここで範囲の推定がされています。
それによると岡山市都市計画課の景域別景観形成方針の国府市場地区が一般的に東岡山と言われる地区と重なっているため、これが東岡山の範囲ではないかとされています。
その地図は「景域別景観形成方針 国府市場地区」等のキーワードで検索すると出てくるの探して下さい。市町村のサイトはリンク先がよく変わるので、こちらからはリンクしません。
皆さんの思っている東岡山と一致するでしょうか?
私個人の感想で言えば、想像よりかなり広かったです。私の思う東岡山は東岡山駅を中心に円を広げて、南端が百間川に触れるくらいまででした。
景域別景観形成方針の範囲を東岡山とすると、思っていた大きさの倍くらいある事になります。これが正解という訳ではありませんが、興味深い結果でした。