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地名の由来:花尻
地名の由来
岡山市にある花尻の地名の"花"は、植物の花の事ではなく、端っこを意味する"端(ハナ)"の文字が転じたものです。
花尻が吉備の中山の端に位置する事が地名の由来です
山の端っこ=鼻先となり、そこへ『花』という文字が当てられたのです。
昭和54年には花尻を含む周辺地域が分けられ、花尻ききょう町、花尻あかね町、花尻みどり町といった名前も誕生しました。
これらは地名に使われている花の文字を活かしたもので、美しい地名です。
吉備津彦と花尻
吉備の中山は備津神社、吉備津彦神社が霊山として敬う場所です。
この地を吉備津彦命が最初に訪れたのは春だったと伝えられています。
そこで桜の花が散っている様子を楽しまれたと言われています。
この事から花散り、花じり…と転じて、花尻の地名になったという説もあります。
